ダイバーシティ フジクラグループ ダイバーシティ推進宣言 フジクラグループ ダイバーシティ推進宣言(2016年12月制定) 私たちは国籍・人種・性別・宗教・年齢・出身会社などを問わず、多様な人財が活躍できる組織づくりを推進していきます。 色々な背景や考え方をもつ人々が多様な意見を出し合いぶつかりあうことで、ブレイクスルーとなるような創造的・先進的アイディアが生まれると信じているからです。 当社グループにとってのダイバーシティの意義 ・ライフイベントとキャリアを両立しやすい環境整備を行うことで、優秀な人財の採用・定着力強化を図り「収益力」の強化に貢献する。 ・多様な人財が協働することで、新しい発想を歓迎する風土、創造的なアイディアが生まれやすい文化を醸成し「新陳代謝力」の強化に貢献する。 女性の活躍推進 女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画 行動計画期間: 2023年4月1日~2026年3月31日 数値目標 ①管理職層に占める女性比率5.6%以上、係長級に占める女性比率16.0%以上を目指す ②有給休暇取得率70%以上を目指す 詳しくはこちら https://positive-ryouritsu.mhlw.go.jp/positivedb/planfile/20230331909581855660_1.pdf 社外からの評価 えるぼしの認定 女性活躍推進法に基づき、女性活躍推進に関する優れた取り組みを実施している企業を厚生労働大臣が認定する「えるぼし」認定制度において、3段階目の認定を取得しました。(2017年3月) 障がい者雇用 フジクラグループは、社会的責任とノーマライゼーション(障がい者や高齢者と一緒に助け合うこと)実現の観点から、積極的に障がい者雇用の促進と職場環境の整備に取り組んでいます。フジクラグループ全体で障がい者が働きやすい就業環境の改善を進め、2024年4月より2.5%に引き上げが予定されている法定雇用率の達成はもちろん、社会的責任とノーマライゼ―ションの実現を目標としています。 目標(2025年度中期) 障がい者雇用拡大 1. 令和6年4月より段階的に引き上げられる法定雇用率2.5%の達成 2. 就業環境の整備改善 3. 特例子会社の安定運用と事業拡大 障がい者雇用率実績(国内) 2020年度末 2021年度末 2022年度末 2.36% 2.49% 2.67% 障がい者支援制度(フジクラ) 支援の制度 制度の内容 ・特別通院休暇制度 障がい者の定期的通院サポート(年6日) ・設備面の充実 障がい者用トイレ・駐車場・休憩室設置 ・障がい者相談窓口の設置 障がい当事者、働く仲間のサポート 特例子会社「フジクラキューブ」の活動状況 フジクラグループは、「多様な人材がお互いの個性を積極的に認め合うことでそれぞれの強みを活かし、能力を最大限に発揮できるような組織風土を醸成する」とする『ダイバーシティの基本理念』のもと、障がい者を積極的に雇用しダイバーシティ&インクルージョンの実現を目指します。誰もが活躍できる企業を目指す当社の100%出資の子会社として、佐倉事業所内に、2015年11月2日、株式会社フジクラキューブを設立しました。社員・地域・フジクラグループが掛け合わさって(3乗=キューブ)皆が成長・発展するという願いを込めた社名です。障がい者が地域で暮らし、障がい者が地域の一員として共に生活できる「共生社会」実現にむけた国の施策(法定雇用率2.3%への引き上げ)に対応します。 2023年 4月1日現在、従業員数は32名(うち障がい者21名)となり、緑化、農園、厚生、洗濯、園芸、印刷、書類電子化、加工製造の8分野でフジクラグループ各社向けに支援サービスを展開しています。フジクラキューブは、サービス内容の充実と拡充を図りながら、グループ全体の業務効率化、地域の障がい者雇用促進に貢献したいと考えています。 また、フジクラキューブは、2020年10月に千葉県商工労働部より「笑顔いっぱい!フレンドリーオフィス」の認定を、翌2021年12月20日に「さくらユニバーサルカンパニー」に認定されました。さくらユニバーサルカンパニー表彰制度は、佐倉市内において、障がい者の新規雇用に力を入れている事業所、障がい者の働きやすい環境を整えている事業所等、障がい者雇用に積極的な事業所を表彰する制度です。この制度は本年度から始まり、フジクラキューブは記念すべき第1回の受賞者となりました。 会社設立の方針に則って、「共生」をキーワードに以下の活動を展開しております。 1.2022年11月に新入社員の山村将平さんが千葉県で開催されたアビリンピック2022の清掃部門に参加しました。アビリンピック*とは、毎年行われている「全国障害者技能競技大会」の愛称で、障害を持つ方々が職場で培った技能を競う大会です。このたびのアビリンピック千葉(地方予選大会)に、フジクラキューブからは初めて、厚生チームの山村さんが参加しました。山村さんがエントリーしたのは「ビルクリーニング部門」。内容は掃除機でのカーペット清掃とフロアモップでの床清掃。仕上がりだけでなく手順やスピードも厳しくチェックされます。フジクラキューブで毎日寮の清掃をしている山村さんは、終始スムーズな動きで清掃を進めていきました。残念ながら受賞には至りませんでしたが、今回の経験を日々の作業へ活かし、自分の得意分野の能力を伸ばしていくこと、そして、来年のリベンジを誓いました。 2.入社4年目の安藤渉(あゆみ)さんが、パラ水泳代表選手団の一人に選ばれ、6月にフランスで開催された「ヴィシー2023Virtusグローバルゲームズ」に出場しました。この大会は、知的障がい者のスポーツを統括する国際知的障がい者スポーツ連盟(Virts)が運営する総合国際競技大会で、80以上の国と地域から選手が集まり、陸上競技、水泳、卓球、テニスなどの12競技が実施されました。安藤さんは、個人、団体の両方の競技に出場し、2×200mフリーリレー2位 銀メダル(日本新)を取るなど、すばらしい成績を収めました。現在千葉県のパラ水泳強化選手として選抜され、2024年フランスでのパラリンピック出場を目指しております。 ※特例子会社とは、障がい者の雇用の促進等に関する法律の規定に基づき、障がい者雇用で一定の要件を満たした上で厚生労働大臣の許可を得た株式会社のことです。特例子会社は、障がい害者雇用率算定において、その子会社の障がい者数を親会社および企業グループの雇用分として合算することが認められています。 「笑顔いっぱい!フレンドリーオフィス」認定ロゴマーク 「さくらユニバーサルカンパニー」受賞